
彼が像を破壊したと同時に、扉は音もなく崩れ去った。
「"鍵"を開けただけで崩れる扉ってのもシュールだな。」
彼は崩れ去った扉の残骸をまたぎ先へ進んだ。
間もなく彼は小さな部屋に立っていた。
部屋の中心には古びた本があり、それを囲むように古びた安楽椅子が七つ、
意図的な配置で並べられている。

※ 3の正面は5、2の正面は6、1の正面は7になります。3と4、4と5は隣となります。
安楽椅子には一体ずつ人形が座っている。
いや、座らされているのか……。
人形も全部で七体。皆、微やかな笑みを浮かべている。
不思議な事に、それらの安楽椅子は特に固定されているわけではなく、
揺らす事は出来るものの移動させる事は出来ない。
古びた本にはこう書いてある。
決められた順に人形を破壊する事で、先に進む事が出来るようだ。
「また破壊か。これを作った奴らはよほど一発勝負が好きらしい。」
七体の人形は、皆同じ形をしており、どれがどの精霊なのか
見た目では判断が出来ない。
さて、どの順に破壊するか……。
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