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虹道

三つの石を砕くと、支えが取れたように扉が開いた。

彼は恐る恐る扉の中に足を踏み入れた。
長年封印されていたであろうはずなのに、不思議と空気は澱んでいない。

これも叡智の為せる業って奴かな。

独り言を口にし、歩を進める彼の行く手を巨大な地溝が阻んだ。

松明を投げ込んでも底の知れない深さ。落ちればひとたまりもないだろう。
溝の向うまでは10メートルはあるだろうか。とても飛び越えられる距離ではない。
岩肌は脆く、壁をよじ登るのも危険だ。

地溝の手前には直径30センチほどの水溜りがあり、藍色の水を湛えている。
水溜りの傍らには古作りの机。その上に薬瓶らしきものが6本並んでいる。

 

 

6本の瓶の中にはそれぞれ色の違う液体が入っていた。

赤 橙 黄 緑 青 紫

机には手彫りと思われるメッセージが彫られている。


善悪と 迷う心を捨てた者あらゆる色をしたがえて 漆黒の河に橋をうて然るべき順に 色を総べ この大地から逸脱せよ先駆ける者のみが真実を語る過ちを犯す者大地に喰われん

 

 

よくよく見ると薬の入った瓶にも文字が彫られ、何か文字が書いてある。

要はこの6種類の薬を正しい順番で足元の水溜りに混ぜろって事だな。


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選択肢
1.青→橙→紫→赤→緑→黄
2.青→紫→橙→緑→赤→黄
3.黄→橙→紫→赤→緑→青
4.黄→紫→緑→赤→橙→青
5.黄→橙→緑→赤→紫→青

ゲーム内ヒント(便宜上、番号をつけさせていただきます。)
1.1番最初に混ぜる薬の瓶にだけ真実が書いてあるって事だ。
2.1番最初に混ぜる薬の瓶以外の瓶に書いてある事は全部嘘よ。
3.青の薬の瓶には「この薬は最後に混ぜる薬ではない」と書いてあった。
4.赤の薬の瓶に書いてあったのは「この薬は4番目に混ぜる薬ではない」だ。
5.紫の薬の瓶には「この薬は橙の薬より先に混ぜねばならない」って書いてあったぜ。
6.緑の薬の瓶には「この薬は赤い薬より先に混ぜねばならない」と書いてあったっす。
7.黄の薬の瓶には「青の薬は最後に混ぜねばならない。」って書いてあったわよ。
8.橙の薬の瓶にはこう書いてあったわ。「青の薬は最初に混ぜねばならない」
9.複数の薬を同時に混ぜるっていう事はないみたいだぜ。


まず、出題ページで彼が言っているように、
正しい順番で6種類の薬を混ぜなければいけない事が解る。

ゲーム内ヒント1、2より、真実が書いてあるのは最初に混ぜる薬の瓶1つだけ。

青の薬の瓶に書いてある事(ゲーム内ヒント3)が真実であった場合、
青の薬を最初に混ぜる事になる。そうすると橙の薬の瓶に書いてある事
(ゲーム内ヒント8)も真実になってしまう為、真実が書いてある瓶が2つになって
しまう。

なので、→青の薬の瓶に書いてある事は嘘となる。嘘であるという事は
青の薬は最後に混ぜる薬である事が解る。

ゲーム内ヒント7より、黄の薬の瓶に書いてある事が真実である為、
黄の薬を最初に混ぜる事となる。
この時点で解る薬を混ぜる順序は
→?→?→?→?→

黄の薬の瓶以外の瓶に書いてある事は全て嘘である為、
ゲーム内ヒント4より、赤の薬は4番目に混ぜる事となる。
→?→?→→?→

ゲーム内ヒント6より、緑の薬は赤い薬よりも後に混ぜる事となる。
→?→?→

ゲーム内ヒント5より、紫の薬は橙の薬よりも後に混ぜる事が解る。
なので薬を混ぜる順番は以下に確定する。


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