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混字

彼がアイドラの数字を告げると4人の声は止み、再び静寂が訪れた。

相変わらずの何も無い空間が広がる。
どちらが上か下かも解らない。
そんな中、遥か向うに何かが浮かんでいるのが見えた。
彼はその"何か"に向かって進んだ。

いや、"何か"が彼に近づいてきたのかも知れない。
何も無いこの空間ではどちらが止まっていて、どちらが動いているかなど知る由もない。

彼は浮かんでいた物のすぐそばにまでやってきた。
彼の眼前に浮かんでいた物。それは巨大な石版だった。
いや、その石版も浮かんでいたのではないのかも知れないが。

 

石版にはアルファベットの表のようなものと
数行の言葉が彫られている。

 

さて、我らが大陸の名前は……?



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選択肢
1.EKDOBEFA
2.JTWZWHFA
3.FDQFOEFA
4.DKPEJJGE
5.CNBNEUEA

ゲーム内ヒント(便宜上、番号をつけさせていただきます。)
1.あの石版の表に当てはめると「セス=ESFA」になるらしいぜ。
2.あの石版の表に当てはめると「ナビタス=CPHJATFA」となると聞いた事がある。
3.「カマラ=YTCUCT」になるという事までは解ったんだが。
4."我らが大陸の名"ってのは「クロノス」の事らしい。
5.文字を一度ローマ字にしてから考えるらしいんだが・・・。
6.最後の2文字が"FA"ってのは間違いないみたいだぜ。
7.ローマ字だと「セス=SESU」「ナビタス=NABITASU」「カマラ=KAMARA」になるな。
8.ローマ字なら「クロノス=KURONOSU」だな。う〜んさっぱり解らん。

この問題は論理だけで解ける問題ではなく、観察や分析、発想が必要になる。
ローマ字を2文字1セットとし、あの石版の表に当てはめて、文字の位置関係を
左右対称に反転するという事に気づけるかどうかが全て。

「セス=SESU」(ゲーム内ヒント7)の場合、初めの2文字「SE」を表で見ると
「S」と「E」が横同一線上にある為、文字の位置関係を左右反転し
「SE」→「ES」となる。

後ろの2文字「SU」の場合、「S」と「U」は斜め隣に位置しており、
この位置関係を左右に反転し、「SU」→「FA」となる。

「ナビタス=NABITASU」、「カマラ=KAMARA」も同様の方法で
「ナビタス=CPHJATFA」、「カマラ=YTCUCT」に変換できる。

この方法で「クロノス=KURONOSU」(ゲーム内ヒント8)を解くと
「KURONOSU」→「JTWZWHFA」となる。


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